夏の着物 本当に大丈夫??? - 京呉服すずき

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今日 北九州北部が全国で最後の梅雨明けをしました。

もうすでに夏真っ只中ですが 暑い暑い夏が続いていきます。

猛暑日が特別でなくなりつつある最近の夏。

この時期に着物でお出かけは~???と思われる方へ

今月16日 35℃越えの猛暑日に 私とお客様と妹と3人で

着物で狂言を観に行きましたが 着物だからと言う特別な暑さは感じませんでした。

重なっているところは男の私でも 肌着 長襦袢 着物 帯 羽織と

五枚身に付けます。(本当は後腰紐を2本使います)

帯は2回巻いて最後は折り返すので帯だけで4重になっています。

女性がおはしょりで重なりは増えます 帯の幅も広くなります

腰紐以外に伊達締も2本使いました。

 

それで暑くない訳はないと思われるかもしれませんが

それだけ外気から身体を遠避けているのです。

 

着る時に着物一式を冷やし 着る部屋を冷やし 体を十分に冷やして

着付けをしてください。

重なった所に冷たい空気の層ができそれが何重にも出来るのです。

実際には着物を脱いだ時 汗はしっかり掻いています。

でも暑さを感じないのです。

またエアコンの効いた室内では体の冷えを防いでくれます。

気を付けるのは頭と顔です。

直接日差しが当たりますので日傘の用意を忘れないように。

 

また着物 長襦袢 帯は 絹か麻の天然素材。

化繊は肌着の一部に使われているくらいでしょうか。

また小物も夏用の物が沢山販売されています。

紗の伊達締 メッシュの前板 ヘチマの帯枕

チョットした事ですが細かいディティールの積み重ねで暑さを凌いでいきましょう。

 

信じるか信じないかは貴女次第です。

案ずるより産むが易し

信じる者は救われる

夏着物是非 お試しください。

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